名古屋・犬山・岐阜を巡る2泊3日|天下人の「出世街道」黄金モデルコース

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戦国時代、天下を目指した織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。
彼らが駆け抜け、歴史を大きく動かした舞台が「濃尾平野」に広がっています。

名古屋・中村の地で生まれた秀吉が、信長と共に清須、岐阜へと進み、やがて関ケ原で天下の運命が決まる――。このルートは、まさに現代に続く「出世街道」です。

しかし、いざ巡ろうとすると「スポットが多すぎて回りきれない」「移動時間が読めない」と悩む方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、「初日:名古屋10時着・最終日:米原16時発」という無理のない時間を軸に、以下の2本立てで攻略法をまとめました。

  • 【メイン】歴史の繋がりを重視した「王道の3日間」
  • 【カスタマイズ】体力や興味に合わせて足し引きできる「オプションパーツ」

「全部回る超過密スケジュール」ではなく、あなた自身の体力や推しの武将に合わせて、パズルのように旅を組み立てられるガイドとしてご活用ください。

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豊臣兄弟が駆け抜けた尾張の地を歩く前に、ぜひ手に取っていただきたいのがこの一冊。
兄・秀吉を天下人へと押し上げた弟・秀長の、献身的かつ知略に満ちた生涯が描かれています。

兄弟が泥にまみれて育った原風景を知ることで、中村公園や熱田神宮で目にする景色に、より深い感動と彩りが加わるはずです。

📖旅の解像度が劇的に変わる一冊:
全一冊 豊臣秀長 ある補佐役の生涯 (PHP文庫) 堺屋 太一 (著)

地図左上の[➡]マークを押すと、見どころや食事処のリストが表示されます。

目次

1日目:【原点と祈願】名古屋エリア

旅の始まりは、豊臣秀吉の生誕地から。
10時に名古屋駅に到着したら、大きな荷物はコインロッカーに預け、バスを利用して効率よく「原点」へと向かいましょう。

名古屋市中村区の常泉寺にある豊臣秀吉の銅像「豊太閤之像」と、その隣に設置された産湯の井戸の石碑
秀吉公の生誕地・常泉寺に佇む「豊太閤之像」
熱田神宮の本宮(社殿)を描いた、新緑と青空が映える鮮やかなカラーイラスト
熱田神宮 本宮

📆1日目の【メイン】スケジュール

10:00 名古屋着 観光スタート

名古屋駅コインロッカーに荷物を預けて、中村公園に向かいましょう。

名古屋駅コインロッカーの場所、空き情報
市バスの時刻表、接近情報、ルート検索

【検索例】出発地:名古屋駅(1番)、目的地:豊国神社(2番) 210円 15分

タクシーの運賃計算

【検索例】出発地:名古屋駅太閣通口 駅前広場、目的地:豊国神社 普通車2,100円 12分

10:30 中村公園(秀吉生誕の地)

名古屋駅(太閤通口側)から市バスを利用すれば、公園の近くまでスムーズにアクセスできます。
地下鉄よりも歩く距離を抑えられるため、旅の序盤での体力温存に最適です。

  • 見どころ:
    秀吉を祀る「豊国神社」や、加藤清正の生誕地。
  • 出世ポイント:
    ここから天下人への第一歩が始まった空気感を感じ、旅の安全と立身出世を祈願しましょう。
13:30 熱田神宮(信長の勝負運を授かる)

ランチに名古屋飯を楽しんだ後は、熱田神宮へ。
名古屋駅からは名鉄線の利用が最もスムーズです。

  • 見どころ:
    織田信長が桶狭間の戦いの前に戦勝祈願をし、見事勝利した御礼に奉納した「信長塀」。
  • 歴史の繋がり:
    秀吉の主君となる信長が、その名を天下に轟かせるきっかけとなった聖地です。
💡1日目の【カスタマイズ】

「もう少し予定を詰め込みたい」という方は、バスや名鉄のルートを活かして以下のスポットを組み合わせてみてください。

【名古屋城】豪華絢爛な歴史に触れる

熱田神宮を参拝した後、まだ体力的・時間的に余裕がある場合の選択肢です。

  • 移動のコツ
    名鉄「神宮前駅」から名鉄線で「金山駅」へ。そこから地下鉄名城線(右回り)に乗り換えて「名古屋城駅」で下車するのが最短ルートです。バス(メーグル)を待つよりも、本数の多い地下鉄を利用する方が午後の限られた時間を有効に使えます。
  • ⚠️ 注意点
    本丸御殿の最終入場時間は16:00(閉門は16:30)です。熱田神宮を14:30頃には出発しないと、中をじっくり見る時間は確保できません。無理な計画にならないよう、時計と相談して判断しましょう。
【有松・桶狭間】「有松絞り体験」か「桶狭間古戦場散策」かで選ぶ

パターンA:有松絞り体験を楽しみたい方

  • おすすめのタイミング: 午前中、または熱田神宮の参拝前
  • 下車駅: 名鉄「有松駅」
  • 注意点: 絞り体験は時間がかかるため、午後の遅い時間からでは間に合いません。体験を優先するなら、1日目か2日目の早い段階で組み込みましょう。

パターンB:桶狭間古戦場を「一目見たい」だけの方

  • おすすめのタイミング: 午後、熱田神宮を参拝した後
  • 下車駅: 名鉄「中京競馬場前駅」
  • 移動: 駅から徒歩約2分で「桶狭間古戦場伝説地」へアクセス可能です。
  • 注意点: このルートでは有松の町並みや体験施設は通りません。最短距離で古戦場だけを訪れたい方向けのルートです。
17:00 ホテルにチェックイン

🛌 1日目の宿泊

夜間にライトアップされた名古屋駅のJRセントラルタワーズと名鉄百貨店の外観
夜の名古屋駅のシンボル、JRセントラルタワーズ
名古屋駅前のミッドランドスクエア屋外展望台スカイプロムナードから見下ろす夜景と、ライトアップされた名古屋城
屋外展望台「スカイプロムナード」からの夜景

1日目の夜は、翌朝の動きやすさを考えて名古屋駅周辺に宿を取るのが最も効率的です。

  • おすすめの理由:
    • 1日目の午後に名古屋城や桶狭間をゆっくり回るカスタマイズが可能
    • 夜は「名古屋飯」の有名店でゆっくり食事を楽しめる
    • 2日目の朝に「清州城」や「小牧山城」へ立ち寄りやすい
犬山エリアに泊まるなら

「2日目の朝一番、まだ空いている時間に犬山城へ登城したい」「城下町の夜の風情を楽しみたい」という方は、1日目の夕方のうちに犬山へ移動してしまうのも一つの手です。
ただし、翌朝に清州城へ戻るような行程は時間のロスになるため、2日目は犬山観光に専念する方向けの選択肢となります。

  • こんな人におすすめ
    • 1日目の観光を早めに切り上げ、落ち着いた雰囲気で過ごしたい方。
    • 2日目の朝一番に、混雑前の犬山城へ登城したい方。

2日目:【国宝の威容】犬山エリア

2日目のメインは、現存十二天守の一つである国宝・犬山城
名古屋から犬山へ向かう道中には、清州城や小牧山城といった戦国史の重要スポットが点在しています。

まずは、寄り道をして「城攻め」を楽しみながら進むか、直行して城下町を満喫するか、あなたのスタイルに合わせたルートを選んでみましょう。

青空の下、庭園の木々の向こうにそびえ立つ国宝・犬山城の天守。手前には赤い野点傘の台が置かれている。
国宝・犬山城の天守
歴史的な木造建築が並ぶ犬山城下町のメインストリートを歩く多くの観光客。晴天の昼間の風景。
犬山城下町

📆2日目の【メイン】スケジュール

10:00 名古屋駅を出発

【カスタマイズ】で寄り道か?犬山へ直行か?

💡2日目の【カスタマイズ】
【直行派】最短ルートで犬山へ

方法
名鉄名古屋駅から特急で約25分、「犬山駅」下車。

メリット
午前中の早い時間から犬山城を堪能でき、城下町でのランチもゆとりを持って楽しめます。

【寄り道派】清州城・小牧山城のどちらか一城を攻略

選択肢①:清州城(天下取りの出発点)

  • アクセス
    名鉄「新清洲駅」下車、徒歩約15分。
  • 魅力
    信長が桶狭間へ出陣した地。駅から歩ける範囲にあり、最も寄り道しやすいお城です。

選択肢②:小牧山城(信長の石垣と家康の陣)

  • アクセス:名鉄「岩倉駅」下車、東口からバスで約5分「小牧市役所前」下車。
  • 魅力:信長が築いた本格的な石垣が見どころ。少し手間はかかりますが、お城好きなら外せません。

アドバイス
清州城と小牧山城の両方を公共交通機関で回るのは、移動時間が長く非常に困難です。
どちらか一城を堪能したら、そのまま犬山駅へ向かいましょう。

11:00 犬山城(国宝天守から濃尾平野を望む)

犬山駅から徒歩約15分。
木曽川沿いの断崖に立つ、日本最古級の天守を目指します。

  • 見どころ:国宝に指定された現存天守。最上階の回廊(まわり縁)からは、1日目に巡った名古屋方面から、明日向かう岐阜方面までを一望できます。
  • 所要時間:登城と見学で約60分〜90分。
12:30 犬山城下町での食べ歩きランチ

登城の後は、城下町へ。
江戸時代の町割りが残る美しい通りは、歩いているだけでタイムスリップしたような気分を味わえます。

  • 楽しみ方
    名物の「五平餅」などの串物グルメや、SNS映えする可愛いスイーツが非常に充実しています。
  • リフレッシュ
    歴史情緒あふれる空間で、美味しいものを食べながら一息つきましょう。
15:00 犬山駅

①名鉄線:名鉄「犬山駅」から各務原線で「名鉄岐阜駅」へ向かいます(約30分〜45分)。
②バス:名鉄岐阜駅から岐阜バス「長良橋方面行き(N系統)」に乗り換え、「長良橋」で下車します(約20分)。

16:30 ホテルにチェックイン

🛌 2日目の宿泊

囲炉裏の炭火で串焼きにされている、塩を振った2匹の鮎。
鮎の塩焼き
夜の長良川に並ぶ、観光客を乗せた複数の屋形船。背景には岐阜市街地の明かりが見える。
長良川の鵜飼

2日目の夜をどこで過ごすかは、「今夜の楽しみ」と「明日の朝の余裕」のどちらを優先するかで決まります。

岐阜(長良川温泉・岐阜駅):岐阜の文化と3日目の効率を優先する

こんな人におすすめ

  • 長良川の鵜飼(5月〜10月)や長良川温泉をじっくり堪能したい方。
  • 3日目の朝一番に、混雑前のロープウェイで岐阜城へ登城したい方。

メリット

  • 金華山の麓(長良川温泉)に泊まれば、翌朝は目の前がすぐロープウェイ乗り場です。
  • 朝の移動時間を大幅に短縮できるため、午後の「大垣」や「関ケ原」の散策時間をしっかり確保できます。
犬山エリア:城下町の情緒を最後まで楽しむ


こんな人におすすめ

  • 2日目の観光を終えた後、そのまま落ち着いた雰囲気のなかで過ごしたい方。
  • 木曽川の景色や城下町の夜の風情を楽しみたい方。

注意点

  • 3日目の朝、岐阜城へ向かうために「名鉄各務原線」で約35分〜45分、名鉄岐阜駅からバスで20分かけて移動する必要があります。
  • 朝のスタートが少し早くなります。

3日目:【天下布武と決戦】岐阜・関ケ原エリア

最終日は、織田信長が「天下布武」を掲げた岐阜から、日本の運命が決まった関ケ原へと駆け抜けます。この旅のクライマックスにふさわしい、濃密な歴史体験が待っています。

青空の下、緑豊かな金華山の急斜面を登る白いロープウェーのゴンドラと、山頂に小さく見える白い岐阜城の天守。
金華山ロープウェーと岐阜城
芝生の広場の先に立つ、モダンな外観の岐阜関ケ原古戦場記念館。建物上部には徳川家の「三葉葵」と石田三成の「大一大万大吉」の家紋が掲げられている。
岐阜関ケ原古戦場記念館

📆3日目の【メイン】スケジュール

9:30 岐阜城(金華山の頂から天下を望む)

岐阜駅(または長良川温泉)からバスで金華山ロープウェイ乗り場へ。

  • 見どころ:山頂にそびえる岐阜城天守。ここから見下ろす濃尾平野の景色は、信長が抱いた野望の大きさを物語ります。
  • 所要時間:ロープウェイ往復と見学、崇福寺の参拝を含めて約2時間〜2時間半。
12:00 次の目的地へ(直行か、寄り道か?)
【直行派】関ケ原古戦場をじっくり攻略

アクセス:JR岐阜駅から快速・普通列車(乗り換えなし)で約30分、「関ケ原駅」下車。

メリット:記念館の展示や、広大な古戦場に点在する陣跡巡りにたっぷりと時間を割けます。

【寄り道派】西軍の本拠地・大垣城を攻略

アクセス:JR岐阜駅から「大垣駅」下車(約10分)。駅から徒歩約7分で大垣城へ。

ポイント:関ケ原合戦時に石田三成ら西軍が本拠とした城です。

13:30 関ケ原古戦場

旅の締めくくりは、天下分け目の決戦地です。

  • 見どころ:まずは「岐阜関ケ原古戦場記念館」で合戦の全体像を把握しましょう。
15:30 関ヶ原駅発

アクセス:JR関ヶ原駅から普通列車で約20分、「米原駅」下車。

16:00 米原駅着 帰路へ

結び:あなただけの「出世街道」へ

名古屋・中村の生誕地から始まり、犬山、岐阜、そして運命の決戦地・関ケ原へ。
この2泊3日のルートは、天下人たちがその足で歩み、日本の歴史を動かしてきた「出世街道」そのものです。

実際にこの地を歩いてみると、教科書の中だけでは分からなかった「城の位置関係」や「武将たちが眺めた景色」が、よりリアルに感じられるはずです。

より旅を満喫するためのヒント

  • 自分のペースを大切に
    今回ご紹介したカスタマイズ案をパズルのように組み合わせて、自分にとって無理のない、心地よいスケジュールを組んでみてください。
  • 「次」の楽しみを残しておく
    今回寄り道しなかったお城は、また次の旅の楽しみにとっておく。そんな「引き算」も、歴史旅を長く楽しむ秘訣です。
  • 五感で歴史を味わう
    城郭の美しさだけでなく、長良川のせせらぎ、土地の美味しいもの、温泉。それらすべてが、あなたの「出世街道」を彩る大切な思い出になります。

このガイドが、あなたの歴史の旅を少しでも豊かにするお手伝いになれば幸いです。

【参考】年表と相関図
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