名古屋城エリア詳細ガイド|豊臣・徳川の歴史と豪華絢爛な文化を巡る

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青空に映える名古屋城の天守閣と本丸御殿の屋根を背景にしたアイキャッチ画像。中央に「名古屋城エリア詳細ガイド|豊臣・徳川の歴史と豪華絢爛な文化を巡る」というタイトル文字、右上には愛知県名古屋市の地図イラストが配置されている。

この記事は2026年2月時点での情報をもとに作成しています。
営業時間や料金、休業日など、最新の情報は必ず各施設の公式HPなどでご確認ください。

尾張の広大な平野にそびえ立つ名古屋城は、徳川家康が天下普請の総仕上げとして築いた「日本三名城」の一つです。
もともとは織田信長が誕生したとされる那古野城の跡地であり、豊臣秀吉が支配した尾張の要衝でもありました。
関ヶ原の戦いを経て江戸時代へと移り変わる中、豊臣方への備えとして築かれたこの巨城には、当時の最高技術と莫大な富が注ぎ込まれています。
空襲による焼失を乗り越え、現代に蘇った本丸御殿の輝きや、戦国武将たちの野望を伝える巨大な石垣など、歩くたびに新たな発見があるはずです。
城下町情緒あふれるグルメエリアも併せて、三英傑が駆け抜けた歴史の面影を辿る旅に出かけましょう。

目次

1. 見どころガイド

【必読】交通手段別・おすすめの入退場ルート

名古屋城には「正門」と「東門」の2つの入り口がありますが、利用する交通手段によって最適なルートが異なります。

  • 地下鉄(名城線)を利用する場合 「名古屋城」駅から近い東門から入場し、城内を西へ横断するように見学して正門から退場するのが黄金ルートです。この順序なら、退場後すぐに「金シャチ横丁(義直ゾーン)」や「名古屋能楽堂」へスムーズにアクセスでき、無駄な歩きを最小限に抑えられます。
  • 車・メーグルバスを利用する場合 大規模駐車場やバス停が隣接している正門からの入退場が最も便利です。

地図左上の[➡]マークを押すと、見どころや食事処のリストが表示されます。

【必見】本丸・天守エリア:城の心臓部を攻める

観光の核となるスポットです。
効率的な散策のスタート地点として、まずはここを抑えましょう。

重要文化財(表二之門・隅櫓)

青空を背景に建つ名古屋城の表二之門と重要文化財の隅櫓。手前には重厚で美しい石垣が積まれている。
創建当時の威厳を今に伝える現存遺構「表二之門」と「隅櫓」

本丸の入り口に立つ「表二之門」は、創建当時から残る貴重な現存遺構です。
重厚な鉄板張りの門をくぐり、当時の鉄壁の防御を体感しながら本丸へと足を踏み入れます。
また、お堀の角にそびえる「隅櫓」は、戦災を免れた本物の要塞としての力強さを今に伝えています。

名古屋城 本丸御殿

青空の下に佇む、復元された名古屋城本丸御殿の外観。背後には名古屋城の天守閣がそびえ立っている。
現代の職人技で蘇った絢爛豪華な「本丸御殿」と、背後にそびえる天守閣

近世城郭の最高傑作と称される本丸御殿は、現代の職人技で復元された絢爛豪華な空間です。
一歩足を踏み入れると、金箔が光り輝く障壁画や精巧な彫刻に圧倒されます。

項目内容
観覧料大人500円、中学生以下無料
開館時間9:00〜16:30(本丸御殿への入場は16:00まで)
休園日12月29日~31日、1月1日(4日間)

清正の石垣(扇の勾配・刻印)

青空の下、反り返るような美しい「扇の勾配」を見せる名古屋城の清正の石垣。巨石が精密に積み上げられている。
築城の名手・加藤清正の技術が光る、美しい曲線美の「扇の勾配」

天守台を支える清正の石垣は、美しい扇の勾配が見どころです。
また、本丸への入り口付近には、城内最大の巨石『清正石』があり、清正がその上に乗って音頭を取ったという伝説が残っています。

天守閣と金シャチ(外観)

名古屋城天守閣の屋根の上で、青空に向かって黄金に輝く金シャチのアップ写真。
名古屋のシンボルとして、天守の頂で燦然と輝き続ける黄金の「金シャチ」

天守閣(現在は閉館中)の屋根に輝く金シャチは、今も街のシンボル。
本丸から見上げるその姿は、かつての徳川の権威を象徴しています。

※天守閣は、木造復元工事(耐震対策と老朽化への対応)のため閉館中です。
江戸時代の図面に基づき、当時の姿を忠実に再現する壮大なプロジェクトが進行しています。

名古屋おもてなし武将隊

織田信長や豊臣秀吉など、名古屋に縁のある英雄たちが毎日城内に現れます。
彼らの演武スケジュールをチェックすることを勧めるだけで、観光のエンタメ性が一気に高まります。

【オプション】時間に余裕があれば寄りたいスポット

体力やスケジュールに合わせて、以下のスポットを追加するのがおすすめです。

西の丸御蔵城宝館

青空と芝生の広場の奥に建つ、和風建築の西の丸御蔵城宝館の外観。
本丸御殿の貴重な実物資料を展示する、最新の展示施設「西の丸御蔵城宝館」

正門近くに位置する最新の展示施設です。
本丸御殿で目にした絢爛豪華な障壁画の実物(重要文化財)や、戦災を免れた貴重な史料を間近に鑑賞できます。
豪華な再現空間だけでなく、「本物が持つ歴史の重み」を静かに堪能したい方に最適です。

二の丸庭園

澄み渡る青空の下に広がる名古屋城の二の丸庭園。手入れの行き届いた樹木や石組み、奥へと続く散策路が映し出されている。
日本最大級の面積を誇る大名庭園「二の丸庭園」。名勝・枯山水の美しさに心が癒やされます。

東門近くに広がる、日本最大級の面積を誇る大名庭園です。
起伏に富んだ地形を活かした「枯山水」の美しさは国指定の名勝にも選ばれており、四季折々の表情を見せてくれます。
東門からの入城直後、あるいは散策の最後に心を落ち着かせる癒やしの時間を過ごせます。

名古屋能楽堂(展示室)

正門のすぐ外側に構える世界最大級の能楽堂。併設の展示室では能面や装束を無料で鑑賞できます。
広く開けた石畳の広場に建つ、伝統的な日本建築の外観をした名古屋能楽堂。

正門のすぐ外側に構える、世界最大級の規模を誇る能楽堂です。
併設の展示室では、歴史の中で武士たちがたしなみ、大切に受け継いできた能面や装束が無料で公開されています。
日本の伝統美を凝縮したような空間は、城内散策の合間に立ち寄れる格好の穴場スポットです。

2. 周辺の食事処

金シャチ横丁

なごやめし(有名店) 金シャチ横丁内には、名古屋を代表する名店が勢揃いしています。

金シャチ横丁 正門側の「義直ゾーン」は伝統的な木造建築が並び、尾張藩初代藩主ゆかりの老舗が集結。

東門側の「宗春ゾーン」は、現代的で開放的な空間に創作メニューやカフェが並ぶ新感覚のエリアです。

【義直ゾーン】矢場とん

名古屋名物「みそかつ」の代名詞。厳選された南九州産の豚肉と、創業当時から変わらぬ秘伝の味噌ダレが自慢です。金シャチ横丁店では、ここでしか食べられない「黄金みそかつ御膳」など、観光の思い出にぴったりの豪華なメニューも楽しめます。

「矢場とん」の詳細・空席状況を見る
【義直ゾーン】山本屋総本家

大正14年創業、味噌煮込うどんの老舗。職人が丹念に練り上げたコシの強い生うどんと、独自ブレンドの味噌が織りなす深いコクが特徴です。信楽焼の土鍋の蓋を皿代わりにして食べる伝統のスタイルで、熱々の本物の味を堪能できます。

「山本屋総本家」の詳細・空席状況を見る
【義直ゾーン】ひつまぶし名古屋 備長

備長炭で焼き上げる「地焼き」にこだわった本格ひつまぶし。蒸さずに強火で焼き上げることで、鰻の表面はパリッと香ばしく、身はふっくらジューシーに仕上がります。たまり醤油の芳醇な香りと、鰻の旨味が口いっぱいに広がる至福の逸品です。

「ひつまぶし名古屋 備長」の詳細・空席状況を見る
【宗春ゾーン】創作串揚げ つだ

ミシュラン星獲得店出身の店主が手掛ける、極細のパン粉をまとった軽やかな串揚げ。旬の食材にひと手間加えた独創的なメニューを、自家製の5種類のタレで楽しめます。素材の持ち味を最大限に引き出した、大人のための洗練されたランチタイムを過ごせます。

「創作串揚げ つだ」の詳細・空席状況を見る
【宗春ゾーン】金鯱寿司

市場直送の鮮魚を、城下町の情緒とともに楽しむ。その名の通り、金シャチをイメージした華やかな盛り付けや、尾張名古屋の歴史を感じさせる空間が魅力です。確かな職人の技で握られる寿司を、落ち着いた雰囲気の中でカジュアルに味わえます。

「金鯱寿司」の詳細・空席状況を見る
【宗春ゾーン】牡蠣×肉 saien

「海のミルク」と呼ばれる牡蠣と、厳選された「お肉」の贅沢な共演。新鮮な生牡蠣や焼き牡蠣に加え、肉の旨味が凝縮された料理を、ソムリエが選ぶワインとともに堪能できます。最新の食のトレンドを取り入れた、新感覚のダイニング体験が楽しめます。

牡蠣×肉 saien」の詳細・空席状況を見る
金シャチ横丁 2つのゾーンどっちにする!?

【義直ゾーン】名古屋の王道を制覇したいなら(正門側)

「せっかく名古屋に来たからには、超有名な『なごやめし』を食べたい!」という方に最適です。

  • 雰囲気: 江戸時代の商家のような木造建築が並び、歴史情緒たっぷりです。
  • こんな時に:
    • 初めての名古屋観光で失敗したくない時。
    • ご両親や年配の方をお連れする時。
    • お城のメインゲート(正門)付近でしっかり食事をしたい時。

【宗春ゾーン】最新グルメや開放感を求めるなら(東門側)

「伝統もいいけど、おしゃれな空間でゆっくりしたい」「新しいグルメに出会いたい」という方におすすめです。

  • 雰囲気: 現代的なデザインの店舗が並び、テラス席もある開放的なエリアです。
  • こんな時に:
    • 地下鉄「名古屋城駅」から入城し、散策の最後に休憩したい時。
    • 写真映えするメニューや、少しリッチな創作料理を楽しみたい時。
    • 愛犬連れや、天気の良い日にテラス席でリラックスしたい時。

3. 歴史的背景

青空の下、広大な石垣の上にそびえ立つ名古屋城の天守閣と西北隅櫓の遠景。天下普請による要塞としての威容が伝わる風景。
徳川の威光を知らしめるために築かれた、巨大な要塞としての名古屋城
満開の桜を背景に、青空に向かって尾を立てる黄金の金シャチの側面アップ。
泰平の世の象徴として、天守の頂で輝き続ける黄金の「金シャチ」

名古屋城は、豊臣秀吉の没後、徳川家康が豊臣家を支持する西国大名たちを動員して築いた巨大な要塞です。これは「天下普請」と呼ばれ、大名たちの財力を削ぐとともに、徳川の威光を天下に知らしめる政治的な意図がありました。

秀吉の出身地である尾張にこれほどの巨城を築いたことは、戦国乱世を終わらせ、新たな時代を切り拓くという家康の決意の表れでもあります。
かつて秀吉がその土壌を育んだこの地に、徳川の威容が立ち上がったという歴史の皮肉と、それゆえの重厚さを感じずにはいられません。

時代状況豊臣兄弟との関わり
戦国初期那古野城時代織田信長の誕生地。秀吉もこの周辺を拠点に活動。
安土桃山清洲会議後織田信雄の居城。秀吉・秀長が政治交渉で訪れた可能性。
江戸初期名古屋城築城秀吉の遺児・秀頼を牽制するため、家康が清正ら豊臣系大名に命じて築城。
【豆知識】日本一の輝き!金シャチの秘密

天守の頂に輝く「金シャチ」は、権威の象徴として約215kgもの金が使用されていました(創建当時)。
火除けの守り神としての意味もありましたが、江戸時代には藩の財政が苦しくなると、密かに金を剥がして溶かし、財政難を補ったというエピソードも残っています。

4. イベント

名古屋城 四季のまつり

名古屋城では年間を通じて「春・夏・秋・冬」に大規模なまつりが開催されます。

  • 開催時期:
    4月(春まつり)、8月(夏まつり)、10〜11月(秋まつり)、1月(冬まつり)
  • 見どころ:
    春は1000本もの桜が城を彩り、夜間開門によるライトアップが幻想的です。
    夏は盆踊り、秋は菊花大会など、季節ごとの伝統文化を体感できます。
    また、毎日「名古屋おもてなし武将隊」が登城しており、華麗な演武を披露しています。

5. アクセス詳細

電車

  • 名古屋駅から地下鉄東山線「栄」駅乗り換え、名城線「名古屋城」駅下車。7番出口より徒歩すぐ。
  • 所要時間:約20分(270円)

バス ・徒歩

  • 名古屋観光ルートバス「メーグル」を利用。「名古屋城」停留所下車。
  • 所要時間:名古屋駅から約20分。

  • 名古屋高速 都心環状線「丸の内」出口から約5分
    出口を出てそのまま直進し、「新御園橋」交差点を右折すると正門エリアへ到着します。
  • 名古屋高速 1号楠線「黒川」出口から約8分
    出口を出て「清水」交差点を右折、その後「市役所」交差点を西へ進むと東門エリアへ到着します。
駐車場名収容台数特徴・向いている方
正門前駐車場約308台正門・義直ゾーンに最も近い。
初めての方や、チケット売場へ最短で行きたい方向け。
二の丸東駐車場約123台東門・宗春ゾーンに最も近い。
名城公園や地下鉄「名古屋城駅」方面から散策したい方向け。
  • 料金:
    普通車 30分以内ごとに180円
  • 利用可能時間:
    午前8時30分~午後10時30分
  • 利用可能日:
    1月2日~12月28日
    (年末年始は休業)

まとめ

豊臣秀吉ゆかりの尾張の地に、徳川家康が総力を挙げて築いた名古屋城。
黄金の本丸御殿や力強い石垣は、乱世から泰平の世へと移り変わるエネルギーに満ちあふれています。
歴史散策の後は、金シャチ横丁で絶品グルメに舌鼓を打つ。
そんな歴史と食の両方を満喫できるのが、名古屋城観光の醍醐味です。
三英傑が夢見た未来を感じに、ぜひ足を運んでみてください。

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