【2026年検証】まわりゃんせは本当にお得?料金シミュレーションと損をしない選び方

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青空の下を走行する近鉄特急しまかぜの写真に、「まわりゃんせは『高い』のか?徹底検証」「2026年最新」というタイトル文字とが入ったアイキャッチ画像

伊勢志摩観光の「最強パス」として名高い、近鉄の「伊勢・鳥羽・志摩スーパーパスポート まわりゃんせ」

大人12,100円(2026年2月現在)という価格設定を見て、「ちょっと高いな……」と躊躇してしまう方も多いかもしれません。しかし、歴史の宝庫である伊勢から、絶景の志摩、そしてエンターテインメント溢れる鳥羽を巡るなら、これほど心強い味方は他にありません。

2026年3月の最新ダイヤ改正を経て、伊勢志摩の旅はどう変わるのか?も含めて、本記事では、最新の運行情報、まわりゃんせの真の価値を徹底検証。

「結局どれくらいお得なのか?」という数字の証明から、浮いた予算で楽しむプラスアルファの贅沢な体験術まで、余すことなくお届けします。

目次

1. 「まわりゃんせ」とは

まわりゃんせ切符とは何か?

「まわりゃんせ」は、近畿日本鉄道(近鉄)が発売している、伊勢・鳥羽・志摩エリアの観光に特化した最強のオールインワン・パスポートです。

正式名称を「伊勢・鳥羽・志摩スーパーパスポート“まわりゃんせ”」といい、主に以下の4つの強力な特典がセットになっています。

  1. 往復の近鉄特急:
    発駅(大阪・京都・名古屋など)からフリー区間までの往復特急券と乗車券。
  2. フリー区間の乗り放題:
    松阪〜賢島間の近鉄電車、および三重交通バス、鳥羽市営定期船が乗り放題。
  3. 23の観光施設に入場可能:
    エリア内の主要な観光スポットに、追加料金なしで入場・入館できます。
    • 2026年より「志摩グリーンアドベンチャー(フィールドパス)」が新たに入場可能施設に加わりました。
  4. 手荷物配送サービスなど:
    宿泊先への手荷物配送が1個無料になるなどの特典。
    • 2026年5月1日〜5月5日、および7月25日〜8月23日は手荷物無料配送サービスの対象外となります。

有効期間は「乗車開始日から4日間」と長く、ゆったりとした行程にも対応しています。

通常と比べてどの程度お得なのか?(料金比較)

「まわりゃんせ」の最大の魅力は、その圧倒的なコストパフォーマンスにあります。2026年現在の価格(大人12,100円)に対し、モデルコースを巡った場合の通常料金との差を、「移動費」「施設代」に加えて、意外と見落としがちな「手荷物配送代」も含めて算出しました。

【料金比較シミュレーション:1泊2日・王道コース】

以下の表は、大阪難波駅および近鉄名古屋駅から出発し、鳥羽水族館・ミキモト真珠島・志摩スペイン村・賢島エスパーニャクルーズを巡った場合の比較です。

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項目(大人1名あたり)通常料金(大阪発)通常料金(名古屋発)まわりゃんせ利用
近鉄特急 往復運賃・料金8,360円7,620円0円
三重交通バス・定期船(エリア内目安)約2,000円約2,000円0円
鳥羽水族館(入館料)2,800円2,800円0円
ミキモト真珠島(入場料)1,650円1,650円0円
志摩スペイン村(1日パスポート)5,700円5,700円0円
志摩エスパーニャクルーズ(乗船料)1,700円1,700円0円
手荷物配送サービス(1個無料分)約1,500円約1,500円0円
合計金額23,710円22,970円12,100円
実質的なお得額+11,610円 お得!+10,870円 お得!

結論:1泊2日でも「1万円以上」の節約が可能

シミュレーションの結果、大阪発で11,610円、名古屋発でも10,870円もお得になることが分かりました。これは、通常料金で旅行するのと比較して、ほぼ半額の予算で済むことを意味します。

特筆すべきは、金額面だけでなく「手荷物無料配送サービス」による恩恵です。到着した駅で荷物を預ければ、そのまま手ぶらで最初の目的地へ直行できるため、コインロッカーを探す手間や、荷物を預けるためにホテルへ立ち寄る時間を大幅に短縮できます。

「移動」「遊び」「配送」のすべてがこの1枚に凝縮されている「まわりゃんせ」は、アクティブな伊勢志摩観光において最強の選択肢と言えるでしょう。

他のお得な切符と何が違うのか?

【2026年最新】伊勢志摩お得なきっぷ・全機能比較一覧

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比較項目まわりゃんせ伊勢神宮参拝きっぷスペイン村フリー鳥羽水族館割引週末フリーパス
大阪難波発(大人)12,100円7,600円10,400円6,780円5,000円
近鉄名古屋発(大人)12,100円6,800円9,700円6,120円5,000円
デジタル版割引12,000円あり(-100円)あり
有効期間4日間3日間4日間4日間3日間(土日含)
往復特急券(発駅〜)☓(乗車券のみ)☓(乗車券のみ)
エリア内特急券4回分(引換券)2回分(引換券)
エリア内近鉄電車乗り放題乗り放題乗り放題近鉄全線OK
対象施設の入館料22施設無料☓(割引のみ)スペイン村のみ水族館のみ
エリア内バス/定期船乗り放題乗り放題スペイン村往復のみ
手荷物配送(1個)無料配送
レンタカー割引約25%OFF約30%OFF

目的地別・きっぷの「選び時」ガイド

「まわりゃんせ」以外のきっぷを選択すべきなのは、以下のようなケースです。

1. 伊勢神宮への参拝がメインの場合
  • 選択:伊勢神宮参拝きっぷ
  • 理由: 「水族館やスペイン村には行かず、お伊勢参りと周辺の食べ歩きを楽しみたい」なら、こちらが最適です。まわりゃんせより約4,500円(大阪発)〜5,300円(名古屋発)安く済みます
  • ポイント: エリア内のバス乗り放題はしっかり付いているため、外宮・内宮・二見方面への移動もスムーズです。
2. 志摩スペイン村「だけ」を1日中楽しむ場合
  • 選択:志摩スペイン村 パルケエスパーニャ・フリーきっぷ
  • 理由: 宿泊はせず、あるいは宿泊しても他には一切立ち寄らずスペイン村だけで遊ぶなら、約1,700円〜2,400円節約できます。
  • 注意: 他に「賢島エスパーニャクルーズ(1,700円)」などに1つでも乗るなら、まわりゃんせの方が安くなります。
3. 特急を使わず、安く水族館へ行きたい場合
  • 選択:鳥羽水族館割引きっぷ
  • 理由: 急行電車でのんびり向かう派の方におすすめです。特急券が含まれない分、非常にリーズナブルです。
  • ポイント: 「水族館の入館券」と「往復乗車券」のセットなので、現地での移動や他の施設利用がない場合に有効です。
4. 伊勢志摩以外の近鉄沿線も巡る広域旅行の場合
  • 選択:近鉄週末フリーパス
  • 理由: 「1日は伊勢、もう1日は奈良や京都も行きたい」という強行軍なら、全線乗り放題のこちらが便利です。
  • 注意: 特急券も施設代もすべて別払いになるため、伊勢志摩エリア内での観光を充実させるなら、最終的な支払額は最も高くなる可能性があります。

東京からの場合もお得なの?

東京から新幹線でお越しの方は「JRの長距離割引でそのまま伊勢まで行く方が安いのでは?」と考えがちですが、実は「名古屋で近鉄に乗り換える」のが圧倒的な正解です。

1. 数字で見る!名古屋からは近鉄が圧倒的にお得

JRの切符をそのまま使い続けるのと、名古屋で「まわりゃんせ」に切り替えるのでは、現地での出費にこれだけの差が出ます。

比較項目JRをそのまま利用名古屋で「まわりゃんせ」に切替
名古屋〜伊勢志摩の往復約5,000円〜7,000円0円(含む)
現地でのバス・船の移動約2,000円(実費)0円(乗り放題)
主要22施設の入場料約8,500円(実費)0円(すべて無料)
手荷物配送(1個)約1,500円(実費)0円(1個無料)
合計(追加コスト)約17,000円〜12,100円

JRの乗車券代「だけ」を見れば安く見えますが、観光施設を2つ以上回るなら、まわりゃんせの「施設無料+二次交通無料」のメリットがJRの割引額を軽々と上回ります。

2. 名古屋駅の乗り換えは「改札を出ない」のが正解!

「名古屋駅の乗り換えは遠くて大変」というイメージがあるかもしれませんが、実は「南のりかえ口」を利用したワープルートを使えば、混雑を避けて最短3分で移動できます。

  • 最短ルートの手順:
    1. 新幹線ホームの10〜12号車付近にある「南口(出口)」方向の階段を降りる。
    2. 出口改札を出る手前にある「JR線・近鉄線のりかえ口」の改札を通って、JR在来線エリアに入る。
    3. 構内を「広小路口」方面へ直進し、突き当たりのエスカレーターで地下へ降りる。
    4. 降りた目の前にある「近鉄連絡改札口」を通れば、そこはもう近鉄のホームです。

このルートなら、名古屋駅特有の中央コンコースの激しい混雑に巻き込まれることなく、スムーズに伊勢志摩行きの特急に乗り込めます。

名古屋駅到着後に食事をされる場合、このルート(方法)では売店しかありません。そのため、一度JRの改札を出てから店を探すことになります。

2. 「まわりゃんせ」を使い倒す

「まわりゃんせ」の内容
  • 近鉄電車(特急)の乗車券と特急券
    1. 近鉄電車発駅~フリー区間内までの往復乗車券と特急券
      ・・・旅行の初日(行き)と最終日(帰り)に使用する乗車券と特急券です。
    2. フリー区間内での乗車券と特急券 4枚ずつ
      ・・・例えば、賢島→鵜方、宇治山田→鳥羽、鳥羽→伊勢市など、現地のフリー区間内で乗り降りする乗車券と特急券です。
  • 現地のバスが4日間乗り放題
    • 三重交通バス(伊勢・伊勢・鳥羽・志摩エリア内)
    • 鳥羽市かもめバス
  • 現地の定期船が4日間乗り放題
    • 志摩マリンレジャー定期船
    • 鳥羽市営定期船
  • 観光施設入場入館券(23施設)
    • 志摩スペイン村パルケエスパーニャ(パスポート)
    • 鳥羽水族館
    • 賢島エスパーニャクルーズ など
  • その他、特典
    • 伊勢神宮 内宮⇔伊勢志摩近鉄リゾート各ホテルを結ぶ「パールシャトル」の片道1回利用券
    • 手荷物無料配送サービス
    • 上本町駐車場が特別料金で利用可能 など

まわりゃんせを効率よく活用するポイント

  1. 「手荷物配送」の利用:
    宿泊先から自宅まで荷物を1個無料で送れるサービスが含まれています。最終日の移動負担を大幅に軽減できます。
  2. 観光特急「しまかぜ」の利用:
    差額の1,050円〜1,160円を支払うだけで、豪華特急「しまかぜ」に乗車可能です。わずかな追加料金でプレミアムな移動体験が手に入ります。
  3. 定期船の活用:
    賢島からの定期船も乗り放題の対象です。英虞湾内を船で移動するルートも検討できます。

2026年3月のダイヤ改正になるけど大丈夫?

2026年3月14日の改正では、近鉄全体で「特急重視」のダイヤ編成となります。

  • 移動の利便性:
    一般列車の本数が再編されたため、指定席で確実に移動できる「特急券付き」の価値は以前より高まっています。
  • 最新の注意点:
    4月からバスの起点が「五十鈴川駅」へ変更されます。内宮参拝後の移動は五十鈴川駅を拠点にするのが効率的です。
  • 選択肢の整理:
    「レンタカー付きっぷ」が2026年3月末で終了するため、公共交通機関での周遊は「まわりゃんせ」が主な選択肢となります。

「まわりゃんせ」購入・予約の仕方

まわりゃんせ(紙)まわりゃんせ(デジタル)
料金(大阪・名古屋発)12,100円12,000円(100円お得)

「まわりゃんせ」には、大きく分けて3つの購入・利用方法があります。
最終的に「スマホ画面」で利用するか、「紙のチケット」で利用するかで、当日の動きが大きく変わります。

購入の仕方の3つのパターン

パターン1:【一番おすすめ】デジタルまわりゃんせ

窓口に並ぶ必要がなく、全ての準備がスマホで完結する最新のスタイルです。

  1. 公式サイトで購入:
    近鉄のデジタルチケット販売サイト「きんてつチケットEモール」で会員登録し、クレジットカード等で決済します。
  2. 特急券を予約:
    購入完了後、そのままスマホ画面から往復+フリー区間(4回分)の特急座席を無料で予約できます。
  3. 当日:
    窓口に寄る必要はありません。スマホに表示されるQRコードを改札機にかざすだけで出発できます。

パターン2:ポイントを貯めるなら「楽天・じゃらん」

ポイントを優先したい方向けですが、「駅での引き換え」というひと手間が発生します。

  1. 予約サイトで購入:
    楽天トラベル観光体験やじゃらん(遊び・体験)で予約・決済します。
  2. 電子バウチャーを受取:
    メールで届く引き換え用のQRコードを準備します。(※紙の「まわりゃんせ」と引き換えるためのQRコードです。)
  3. 窓口で引き換え(必須):
    出発当日、近鉄の主要駅(名古屋、京都、大阪難波など7駅限定)の特急券窓口でスマホ画面を提示し、紙のチケット一式を受け取ります。
  4. 特急券を予約:
    • 方法① 当日のチケット引き換え時に、その場で特急の座席を指定します。
    • 方法② ネットで「仮予約」し、乗車前日までに窓口で座席指定券を受け取る。
      • 予約日から8日以内に受け取り条件。前日までに窓口で受け取り必要。当日の受け取りは不可。
楽天トラベル観光体験
じゃらん

パターン3:従来通りの「駅窓口・旅行代理店」

ネット操作が不安な方や、現金で支払いたい方向けの従来の方法です。

  1. 窓口で購入:
    近鉄の主要駅窓口や、近畿日本ツーリスト、日本旅行などの提携代理店で購入します。
  2. 特急券を予約:
    購入と同時に、その場で特急券の座席を指定できます。
  3. 当日:
    受け取った紙のチケットを持って改札へ向かいます。

【重要】特急券の座席指定の注意点

「まわりゃんせ」には特急券がついています。全席指定のために座席指定をする必要がありますが購入パターンによって指定の仕方が違います。

予約タイミング早見表

購入方法予約・座席指定ができる場所予約ができるタイミング
公式デジタル版スマホ・PC(専用サイト)購入後、即座に予約可能
楽天・じゃらん(紙)近鉄主要駅の窓口引換時、またはネット仮予約後の受取時
駅窓口・旅行代理店購入した窓口購入と同時

パターン1:デジタルまわりゃんせ

  • 特徴:
    24時間どこでもスマホひとつで購入から4回分すべての座席指定まで完結します。
  • メリット:
    窓口に行く手間が一切なく、当日はスマホをかざして改札を通るだけです。
  • 向いている人:
    当日まで駅に行く時間が取れない方、スマホでスマートに済ませたい方。

パターン2:「楽天・じゃらん」

  • 特徴:
    サイトで予約後、現地の駅窓口で「紙のチケット一式」を受け取ります。
  • 予約方法
    • A(当日): 当日、駅窓口で引き換える際にその場で空いている席を指定します。
    • B(事前): ネットで「仮予約」をしておき、乗車前日までに駅窓口で引き換えます。
      • 予約日を含めて8日以内に受け取る必要があります。
      • 当日の受け取りは出来ません。
  • 向いている人:
    楽天やじゃらんのポイントを貯めたい方、近鉄沿線にお住まいや前泊予定で事前に駅へ寄れる方。

パターン3:「駅窓口・旅行代理店」

  • 特徴:
    窓口で対面相談しながら購入し、その場で座席指定も行います。
  • メリット:
    ネット操作が不要で、その場で全てのチケットが現物で揃う安心感があります。
  • 向いている人:
    現金で支払いたい方、プロのアドバイスを聞きながら予約したい方。

まとめ:2026年の伊勢志摩は「まわりゃんせ」一択か?

検証の結果、2026年の伊勢志摩観光において、「移動・観光・利便性」のすべてをカバーするまわりゃんせのコスパは依然として最強です。

  • 2泊3日以上で、水族館やスペイン村を楽しむなら:まわりゃんせ一択
  • 東京方面から新幹線で来るなら:名古屋でまわりゃんせへ乗り換え
  • お参りだけで安く済ませたいなら:伊勢神宮参拝きっぷ

あなたの旅の目的に合わせて、最適なきっぷを選んでみてください。
最新の時刻表とデジタルきっぷを手に、新しい発見が待つ伊勢志摩へ出かけましょう!

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