岐阜城エリア詳細ガイド|豊臣兄弟(秀吉・秀長)が仰いだ信長の威光と立身出世の原点

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2026年最新の金華山・岐阜城観光ガイド。新スポット「岐阜城楽市」の外観と、豊臣秀吉・秀長ゆかりの歴史物語をイメージしたアイキャッチ画像。

今回ご紹介する岐阜城(金華山)は、織田信長が「稲葉山城」を攻略し、地名を「岐阜」と改めて天下統一の拠点とした場所です。

実は、後の天下人・豊臣秀吉にとっても、ここは極めて重要な場所でした。
若き日の秀吉(当時は木下藤吉郎)が、金華山の険しい断崖を登って城内に潜入し、信長の勝利に大きく貢献したという伝説が残っています。
この奇襲の裏側には、常に兄を支え、兵站や後方を守り抜いた弟・秀長(当時は小一郎)の献身があったことは想像に難くありません。

秀吉やその弟・秀長が、信長の下で「立身出世」への階段を駆け上がり始めた象徴的な地と言えるでしょう。
豊臣兄弟が仰ぎ見た信長の威光と、彼らがその才能を開花させた足跡を辿る旅へ出かけましょう。

目次

1. 岐阜城エリアの見どころガイド

地図左上の[➡]マークを押すと、見どころや食事処のリストが表示されます。

【大人旅のヒント】ゆったり巡るためのポイント

山頂の岐阜城へはロープウェーが便利ですが、山頂駅から天守閣までは10分ほど階段や坂道を歩きます。

おすすめの順序:

午前中にロープウェーで山頂へ。
岐阜城からの絶景を楽しんだ後、麓に降りて「岐阜常楽市」でランチ。
午後は岐阜公園周辺をゆっくり散策するのが、足腰への負担も少なく効率的です。

歩き方:

山頂付近は舗装されていますが、坂道や階段が多く、特に岐阜城天守閣内の階段は非常に急です。
手すりは完備されていますが、足元に十分ご注意ください。

階段が多い岐阜城付近の遊歩道
山頂エリアの遊歩道

空中散歩で天下人の視界へ「ぎふ金華山ロープウェー」

岐阜公園内にある、ぎふ金華山ロープウェーの乗り場(山麓駅)の正面玄関と顔出しパネル
ぎふ金華山ロープウェー山麓駅
金華山の急斜面を登るロープウェーのゴンドラと、眼下に広がる岐阜市街地および長良川の眺望
ぎふ金華山ロープウェー

ぎふ金華山ロープウェーは、岐阜公園と金華山山頂を結ぶ交通手段です。
約4分間の乗車時間で、岐阜の街並みと自然豊かな景色を堪能できます。

ゴールデンウィークやお盆休みなどの期間は、ナイター営業も実施されています。
展望台や岐阜城からは、濃尾平野の美しい夜景を見られるのは魅力的です。

【山頂周辺】難攻不落の城郭「岐阜城天守閣」

青空の下、緑の木々の間から見上げる白壁の岐阜城天守閣と「道三・信長ゆかりの岐阜城」の案内看板
遊歩道から見上げる岐阜城天守閣
岐阜城天守閣の最上階から見下ろした、雄大に流れる長良川と岐阜市街、遠くに連なる伊吹山系の景色
天守閣からの眺望(長良川・伊吹山方面)

標高329mの金華山頂に位置する、岐阜市のシンボルです。
昭和31年に再建された鉄筋コンクリート造の城内で、信長ゆかりの史料や武器・武具が展示されています。
最上階の展望台からの眺めは圧巻で、長良川の流れや伊吹山、晴れた日には名古屋のビル群まで見渡せます。

岐阜城は、戦国時代に斎藤道三公や織田信長公が居城とした歴史あるお城です。
現在の天守閣は復興されたもので、内部は資料展示室、最上階は展望台になっています。

2011年には、金華山一帯が「岐阜城跡」として国史跡に指定されました。
歴史好きにはたまらない、ロマン溢れる場所でしょう。

【山頂周辺】大人も子供も夢中!「ぎふ金華山リス村」&「金華山展望台」

金華山展望台

金華山展望台は、ロープウェー山頂駅のすぐ近くにある展望スポットです。
展望レストランやカフェが併設されており、景色を楽しみながら食事や休憩ができます。

展望レストランの「勝ち戦!信長どて丼」は、岐阜市ご当地B級グルメフェスティバルでグランプリを受賞した名物です。

ぎふ金華山リス村

木造の看板が掲げられた「ぎふ金華山リス村」の入村口
ぎふ金華山リス村
厚手の手袋をはめた手の上で、一心不乱にエサを食べるタイワンリスのクローズアップ
リスへのエサやり体験

金華山山頂駅前にある「ぎふ金華山リス村」は、日本で初めて開園した歴史ある施設です。
金華山の豊かな自然の象徴であるタイワンリスが迎えてくれます。
散策の合間に、童心に帰って愛らしい姿を眺めてみるのも一興です。

【山麓周辺】知的好奇心を刺激する「名和昆虫博物館」&「岐阜大仏」

名和昆虫博物館

岐阜公園内にある明治時代に建てられた洋風建築の名和昆虫博物館の外観
名和昆虫博物館
ピンク色の花に止まる、黒と黄色の縞模様が特徴的なギフチョウの標本写真
春の女神「ギフチョウ」

日本有数の昆虫博物館であるだけでなく、注目すべきはその「建築美」です。
記念昆虫館は、明治時代に建てられた洋風建築で、岐阜市指定重要文化財。
重厚なレンガ造りの建物が醸し出すノスタルジックな雰囲気は、大人の散策にぴったりです。

岐阜大仏(正法寺)

岐阜大仏が安置されている正法寺大仏殿の外観
黄檗宗 金鳳山 正法寺
正法寺の堂内に鎮座する、竹編みの籠に漆を塗って作られた巨大な岐阜大仏(籠大仏)
日本三大仏の一つ「岐阜大仏」

岐阜大仏(正法寺)は、日本三大仏の一つに数えられる、迫力ある大仏様です。
「籠大仏(かごだいぶつ)」とも呼ばれ、竹を編んで漆を塗った伝統技法は圧巻。
お堂の中に流れる静謐な時間は、旅の疲れを優しく癒してくれます。

【川原町周辺】風情溢れる「川原町の古いまちなみ」

格子戸のある古い家屋が並ぶ、情緒あふれる岐阜市川原町のストリート
川原町の古い町並み
川原町の建物に飾られた、岐阜の伝統工芸品である美しい紫色の和傘
軒先に飾られた和傘

川原町は、長良橋南詰の鵜飼観覧船のりばから西へ続く、格子戸のある古い家屋が並ぶエリアです。
かつては長良川の水運を利用した川港として栄え、多くの商店で賑わっていました。

現在でも、伝統工芸品「岐阜うちわ」のお店や、岐阜銘菓「鮎菓子」の和菓子店などが営業しています。風情ある街並みを、ゆっくりと散策してみてください。

旅の締めくくりに長良川温泉

川原町散策の後は、長良川温泉で日帰り入浴を。
鉄分豊富な「にごり湯」が、歩き疲れた体を芯から温めてくれます。

【岐阜メモリアルセンター周辺】信長公父子の菩提寺「崇福寺」

岐阜市長良に位置する臨済宗の名刹です。
永禄10年(1567年)に織田信長公が岐阜に入城した際、自らの菩提寺と定めました。

本堂の天井は、岐阜城落城の際の激戦を伝える「血天井」として知られています。
境内には信長・信忠父子の廟所(お墓)があります。

項目内容
拝観料大人 200円 / 小人 150円
参拝時間3月  ~10月末まで 午前9時~午後5時
11月 ~ 2月末まで 午前9時~午後4時30分
休館日1月15日、5月7日、8月1日、8月5日 及び特別な場合は拝観禁止

2. 周辺の食事処

歴史散策とあわせて楽しみたい、岐阜の味覚を堪能できるスポットです。

【山麓エリア】新スポット「岐阜城楽市」で城下町のおもてなしを体験 

金華山を背景に、モダンな平屋造りの建物と幟(のぼり)が並ぶ岐阜城楽市の入り口付近
岐阜城楽市の外観
岐阜城楽市内の店舗情報や配置が記された、黒い背景のおしゃれな案内看板
施設案内マップ

2024年、岐阜公園の入り口に誕生した新しい商業施設です。
信長が楽市楽座で賑わいを生み出した歴史にちなみ、岐阜の特産品やグルメが集結しています。
モダンな平屋造りの建物が並び、参拝前後の休憩やお土産選びに欠かせない新名所となっています。

【山頂エリア】展望レストラン ポン・シェル 

金華山ロープウェー山頂駅にあるレストランです。「信長どて丼」など、ボリューム満点のメニューが人気です。絶景を眺めながらの食事は、登城の疲れを癒してくれます。

3. 織田信長・天下への拠点「岐阜城」の歴史

岐阜城は、かつて「稲葉山城」と呼ばれた難攻不落の要塞でした。
永禄10年(1567年)、織田信長はこの城を攻略し、古代中国の故事に倣って「岐阜」と改称。
ここを拠点に「天下布武」の朱印を用い、本格的に天下統一へと乗り出しました。

夜空に浮かぶ巨大な満月と、ライトアップされて山頂にそびえ立つ岐阜城天守閣の幻想的な風景
満月と岐阜城の夜景
岐阜公園の入り口に設置された、馬に跨り空を見上げる若き日の織田信長公の銅像
岐阜公園入口の「若き日の織田信長像」

戦国ファンにとって、秀吉の活躍は見逃せません。
信長による岐阜攻略の際、秀吉は裏手の断崖絶壁をよじ登り、城内に火を放って混乱させたと言い伝えられています。
この大胆な作戦を成功させた要因の一つは、弟・秀長の存在でしょう。
兄が命懸けで断崖を登る間、秀長が的確に兵をまとめ、後方の安全を確保していたからこそ、秀吉は迷わず前進できたのです。

史実では多くを語られないものの、二人の強い絆がこの「出世の原点」で育まれたと考えると、金華山の景色もより感慨深く見えてきます。

4. イベント

ぎふ信長まつり

織田信長の功績を称え、岐阜市の市街地一帯で開催される秋の風物詩です。
戦国武将に扮した「信長公騎馬武者行列」は圧巻の迫力で、全国から多くの観光客が集まります。

  • 開催時期:毎年11月上旬の土日
  • 見どころ:信長公をはじめとする武者行列、火縄銃の演武、伝統芸能の披露など。

ぎふ金華山ロープウェー ナイター営業

夜空に浮かぶ巨大な満月をバックに、ライトアップされて黄金に輝く岐阜城天守閣
満月と岐阜城の夜景
金華山山頂付近から見下ろした、煌めく岐阜市街地の夜景と長良川の曲線
展望台からのパノラマ夜景

金華山は夜景の名所として知られ、展望台からは煌めく岐阜市街地を一望でき昼間とは異なる金華山の魅力を楽しめます。
ナイター営業時は岐阜城の営業時間も延長され、展望レストラン「ル・ポン・ドゥ・シェル」やカフェ「テラスコート329」も夜間営業を行っています。

営業期間:
ゴールデンウィーク及び夏季期間(7月中旬から8月末)は毎日
9月から11月までの間は土日祝日

季節の風物詩「長良川の鵜飼」

1300年以上の歴史を誇る、皇室御用達の伝統行事。夏の夜、篝火(かがりび)に照らされた幻想的な光景は、信長公も客人の接待に活用したといいます。

屋形船の上で数本の綱を操る鵜匠と、川面に浮かぶ鵜の様子
伝統を繋ぐ鵜匠の手さばき
鵜飼の船に取り付けられた、暗闇の中で激しく火花を散らしながら燃える篝火
夜の川面を照らす篝火

長良川の鵜飼は、夏の代表的な行事として、多くのみなさんに楽しまれています。

  • 特徴:
    • 1300年以上の歴史: 古代から続く、日本で最も古い鵜飼の一つ。
    • 皇室御用達: 「宮内庁式部職鵜匠」によって継承され、皇室に鵜鮎を納めている。
    • 幻想的な光景: 篝火(かがりび)の灯りのもと、鵜匠が手縄を巧みに操り、鵜が鮎を捕らえる様子は幻想的。
    • 観覧船: 観覧船に乗って、間近で鵜飼を見学できる。食事付きのプランもある。
    • 開催時期: 例年5月11日から10月15日まで。

5. アクセス

【車でのアクセス】

【駐車場】

岐阜公園には複数の駐車場があります。用途や時間帯に合わせてご利用いただけます。

スクロールできます

【電車とバスでのアクセス】

【補足】

駐車場までのルートや駐車場の詳細については「岐阜市の公式サイト」をご確認ください。

まとめ

織田信長が天下への夢を描き、豊臣秀吉がその才覚を示した岐阜城。
険しい金華山の頂に立つと、当時の武将たちが抱いた「天下」への執念が、風とともに伝わってくるようです。
2024年に誕生した「岐阜常楽市」など、歴史と現代の活気が融合するこのエリアは、歴史の深みを知る大人の旅にこそふさわしい場所です。

かつて信長の背中を追い、この地で才覚を磨いた秀吉と秀長。彼らが天下人へと昇り詰めるまでの物語は、ここ岐阜から始まっています。

チェック!岐阜・大垣の宿泊ガイド

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