清洲城エリア詳細ガイド|秀吉・秀長兄弟が天下を刻んだ「清洲会議」の舞台を歩く

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愛知県清須市の清洲城。手前には五条川に架かる赤い大手橋があり、奥に黒を基調とした再建天主閣がそびえ立つ様子。右上に愛知県の地図と「愛知県清洲市」の文字、中央に「清洲城エリア詳細ガイド」のタイトルが入ったブログ用アイキャッチ画像。

この記事は2026年2月時点での情報をもとに作成しています。
営業時間や料金、休業日など、最新の情報は必ず各施設の公式HPなどでご確認ください。

愛知県清須市の「清洲城」は、織田信長が天下統一の足がかりとした名城です。
現在は壮麗な再建天守がそびえ、朱塗りの大手橋とともに、訪れる者を戦国の記憶へと誘います。

この地を歴史の転換点たらしめたのが、本能寺の変後の「清洲会議(1582年)」です。
秀吉が天下への主導権を握った舞台ですが、その影には諸将との調整に奔走した弟・秀長の献身もありました。
豊臣兄弟が未来を切り拓いた運命の地を、じっくりと辿ってみませんか。

目次

1. 清洲城エリアの見どころガイド

地図左上の[➡]マークを押すと、見どころや食事処のリストが表示されます。

① 清洲城天主閣

青空を背景に、石垣の上に建つ清洲城天主閣の近景。黒い外壁と赤い高欄が特徴的な再建天守。
桃山文化を彷彿とさせる豪華な清洲城天主閣の外観

平成元年に再建された清洲城天主閣は、金箔を施した障壁画や煌びやかな装飾が特徴的な、桃山文化を彷彿とさせる豪華な造りです。
内部は歴史資料館となっており、清洲越しの歴史や、信長、秀吉ゆかりの品々が展示されています。
最上階からは濃尾平野を一望でき、当時の武将たちが眺めた景色を追体験できます。

項目内容
入場料大人400円、小中学生200円
開館時間9:00〜16:30
休館日月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~31日

② 清洲古城跡公園

清洲古城跡公園に立つ、甲冑を身にまとった織田信長の銅像。周囲の緑豊かな木々を背景にした凛々しい立ち姿。
出陣を控えた織田信長公の銅像(清洲古城跡公園)

清洲城の対岸、五条川を隔てて広がるのが「清洲古城跡公園」です。
園内には織田信長と、その正室・濃姫の銅像が向き合うように立っており、桶狭間の戦いへ向けて出陣する信長を見送るシーンを再現した、人気のフォトスポットとなっています。

項目内容
入場料入園自由
開館時間24時間開放

③ 清洲ふるさとのやかた

青空の下に佇む平屋造りの建物「清洲ふるさとのやかた」。入り口には幟が立ち、観光案内所や特産品販売所を兼ね備えた外観。
観光案内やお土産が揃う休憩スポット「清洲ふるさとのやかた」

清洲城駐車場のすぐ隣にある「清洲ふるさとのやかた」は、観光案内所と特産品販売所を兼ね備えた休憩スポットです。
清須市の特産である「清須越」に関連した商品や、武将グッズ、地元農産物が並びます。
無料の休憩スペースもあり、散策の合間に立ち寄るのに最適です。

項目内容
営業時間9:00〜17:00
料金入館無料(一部体験は有料)
休館日月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~31日
【豆知識】新幹線が駆け抜ける「清洲城」の真実
清洲城天主閣側から見下ろした、五条川と赤い大手橋の全景。対岸の清洲古城跡公園のすぐ脇を白い新幹線が通過している、歴史と現代が交差する光景。
五条川に架かる大手橋と、その背後を駆け抜ける東海道新幹線

実は、現在天守閣が立っている場所は、戦国時代の本来の敷地ではありません。
かつての清洲城本丸は、五条川を挟んだ対岸の「清洲古城跡公園」がある場所に位置していました。
驚くべきことに、そのかつての本丸跡の真っ只中を、現在は「東海道新幹線」が貫くように走っています。
公園内には信長公を祀る社や古城の石垣が残っていますが、そのすぐ傍らを現代の象徴である新幹線が猛スピードで通り抜ける光景は、清洲ならではの「新旧が交差する」不思議な歴史スポットとなっています。

2. 周辺の食事処

でんがく五條

五条川のほとりに佇む、豆腐田楽と菜飯の名店です。
看板メニューの「田楽豆腐定食」は、外は香ばしく中はふわふわの豆腐に、甘辛い味噌だれが絶妙に絡み、どこか懐かしい味わいが楽しめます。
現在は昼のみの営業ですが、1,000円以下で満足度の高い食事ができるコストパフォーマンスも魅力です。

項目内容
営業時間11時~14時
定休日火曜日
主なメニューなめし田楽定食、サービスランチ、とうふハンバーグ定食など

 喫茶 甘味処 万丸

ドリンク代のみで楽しめる豪華な「選べるモーニング」が評判の、愛知県らしいサービス精神旺盛な喫茶店です。
厚切りの小倉トーストやたまごサンド、さらにはおにぎりセットまで選択肢が広く、どれもボリューム満点と喜ばれています。
店内は木の温もりを感じる落ち着いた和の雰囲気で、一人でもゆったり過ごせます。

項目内容
営業時間7:30~13:00
定休日月曜日・火曜日
主なメニューモーニング 7:30~11:30、サンドイッチ、甘味など

山正

清洲城からほど近い、地元で長年愛される名店です。
看板メニューの「味噌カツ」は、見た目の濃厚さに反してマイルドで食べやすい八丁味噌がたっぷりとかかり、ジューシーな肉の旨味を引き立てます。
普通盛りでも驚くほどのボリュームがあり、お財布に優しい価格設定も大きな魅力です。
現在は昼のみの営業で、ご夫婦が切り盛りする温かい雰囲気の中、歴史散策の合間にスタミナを満たしたい時にぴったりの一軒です。

項目内容
営業時間11:00~15:00
定休日不定休
主なメニューとんかつ定食、エビフライ定食

清須名代 鰻屋黒船

厳選された大型のニホンウナギを使い、大きなサイズ感と肉厚さが特徴です。
利用者からも「この価格でこのボリュームは驚き」とコスパの良さを称賛する声が目立ちます。
外はカリッと、中はフワッとした食感に仕上げられた肉厚な鰻は、まさに食べ応え抜群です。

項目内容
営業時間11:00~14:30、17:00~20:00
定休日火曜日
主なメニューひつまぶし、うな重

肉のよいち 清須店

「お米と肉」にこだわる活気ある焼肉店です。
老舗米屋が監修する名物の「釜炊きご飯」は、注文ごとに炊き上げられ、お米本来の甘みとふっくらした食感が絶品と高く評価されています。
看板メニューの「大将牛タン食べ比べ」や見た目も豪華な「階段盛り」など、お肉の質も高く満足度は抜群です。

項目内容
営業時間ランチ月〜金11:00-14:00(土日祝11:00-14:30)
ディナー月〜木17:00-21:30(金土日祝17:00〜22:00)
定休日年中無休
主なメニューランチメニューあり、釜炊きタン飯、大将タン元食べ比べ

3. 戦国の覇権を左右した要衝「清洲城」の歴史

清洲城の重厚な瓦屋根の門を正面から捉えた写真。門の奥には再建された天主閣がそびえ立っている。
重厚な門越しに望む清洲城天主閣
清洲古城跡公園にある、織田信長と正室・濃姫の銅像。手前に濃姫の背中越し、奥に信長の姿が映り、二人が向かい合っている様子。
清洲古城跡公園で向き合う織田信長と濃姫の像

清洲城は、室町時代に尾張守護・斯波義重によって築かれ、後に織田信長が「天下布武」への本拠地として入城したことで、歴史の表舞台に躍り出ました。
信長はここを拠点に桶狭間の戦いを制し、尾張を統一。
その後、岐阜、安土へと拠点を移すまで、清洲は政治・経済の中心地として繁栄を極めました。

秀吉にとっても、清洲は人生の大きな転機となった場所です。
1582年、本能寺の変で信長が倒れた直後、この地で織田家の後継者と領地再編を話し合う「清洲会議」が開催されました。

秀吉は信長の孫である三法師(後の織田秀信)を擁立することで、ライバルの柴田勝家を政治的に圧倒し、信長の後継者としての地位を事実上確立しました。
この会議での勝利がなければ、後の秀吉による天下統一はあり得なかったと言っても過言ではありません。

清洲はまさに、豊臣の時代が産声を上げた「運命の地」なのです。江戸時代に入ると、名古屋城の築城に伴い町ごと移転する「清洲越し」が行われ、城としての役割を終えましたが、今もその魂はこの地に息づいています。

【豆知識】巨大都市の引っ越し!「清洲越し」とは?

慶長15年(1610年)、徳川家康の命により、清洲の町が丸ごと名古屋へ移転しました。
これを「清洲越し」と呼びます。
武士や商人、寺社だけでなく、清洲城の資材までもが名古屋城に再利用されました。
現在の名古屋の町割りの基礎は、この時の清洲の町がモデルになっていると言われています。

4. イベント

清洲城信長まつり

毎年10月に開催される、清須市最大の歴史イベントです。

  • 開催時期:毎年10月上旬
  • 見どころ
    • 時代行列
      信長や秀吉、濃姫などに扮した一行が城下町を練り歩く姿は、まるで戦国時代にタイムスリップしたかのような迫力です。
    • 演舞・ステージ
      清洲城広場では、お笑いステージやショーなどが行われ、多くの見物客で賑わいます。

清洲城朝市

清洲城広場を会場に、定期的に開催される人気の朝市です。

  • 開催時期:毎月第1日曜日 7:30~11:00頃
  • 開催場所:清洲城文化広場遊歩道
  • 見どころ
    地元の新鮮な野菜や果物、加工品が並び、生産者と会話を楽しみながら買い物ができます。

5. 清洲へのアクセス

電車

スクロールできます
路線下車駅徒歩でのアクセスバス(きよすあしがるバス)を利用
名鉄名古屋本線新清洲駅【おすすめ】 約15分。五条川沿いの遊歩道を歩く情緒あるルート。サクラルート(はるひ呼吸器病院行)に乗車、「清洲総合福祉センター」下車。
JR東海道本線清洲駅約15分。名古屋駅から最速(約7分)で到着。道のりは住宅街がメイン。ブルールートに乗車、「清洲総合福祉センター」下車。

表は左右にスクロールできます。

[旅のヒント] 散策を楽しむなら「名鉄」一択!

名鉄「新清洲駅」からお城までは、五条川沿いの遊歩道をのんびり歩いて向かうことができます。
川のせせらぎを感じながら、朱塗りの大手橋が見えてくる瞬間は、旅の期待感を一番高めてくれるルートです。

一方、JR「清洲駅」からは最短時間で到着できますが、周辺は工場や住宅街のため、お城に着くまでは景観の変化が少なめです。
「清洲城へ行くまで」も楽しみたい方は、名鉄ルートをおすすめします!

[旅のヒント] コミュニティバスの利用について

運賃は1回100円(未就学児は無料)で、現金やPayPayが利用可能です。
本数は1〜2時間に1本程度と少なめですので、清須市の公式サイトなどで最新の時刻表を確認してからお出かけください。

高速道路の出口から非常に近く、無料の大型駐車場があるのも清洲城の魅力です。

  • 高速道路を利用する場合
    • 名古屋第二環状自動車道(名二環):「清洲東IC」より約5分
    • 名古屋高速6号清須線:「清洲IC」より約5分
  • 駐車場情報
    • 清洲城専用駐車場無料(約100台)
      「清洲ふるさとのやかた」のすぐ隣にあり、初心者でも安心して停められる広さです。

まとめ

織田信長が天下を夢見、豊臣秀吉がその覇権を継承する足がかりとした清洲城。
壮麗な天守と朱塗りの大手橋が織りなす景観は、戦国時代のダイナミズムを今に伝えています。

清洲会議という歴史の大きなうねりを感じながら古城跡を歩き、地元の美味しい味噌カツや鰻に舌鼓を打つ。
そんな歴史旅は、かつての武将たちの野望や葛藤に思いを馳せる、知的な刺激に満ちた体験になるはずです。
名古屋からわずか10分の距離にある「歴史の特等席」へ、ぜひ足を運んでみてください。

【参考】年表と相関図
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